すでに開幕しているF1GPですがやはり開幕戦ということですこし触れておく。
まずQ1でトラブルにより16番手に沈んだライコネンですがなんというか非常に彼らしいというかもはやライコネンのトラブルは驚かなくなってきましたね。
2006年なんかもみていて毎戦のようにトラブルにあっていたのでいまさら予選中に止まってしまってもまたかとういような感じです。しかし彼は去年からFerrariに移籍しており昨年のFerrariはトラブルが多くは無かったのですがね。
ことしのFerrariのマシンの信頼性はどうなんでしょう。速さについては22台中1,2を争うものであることは疑いようがありませんからね。
Williamsの中嶋一貴はQ2で14番手となりましたが今年のWilliamsの勢いからするとコンスタントにQ3まで残って欲しいところではあります。彼の場合ゆっくりと調子を上げるように感じられるのでこれから尻上がりに予選順位を上げていって欲しいですね。一方チームメイトのロズベルグは予選に定評があり昨年もコンスタントにQ3まで進んでいました。今年は彼には表彰台に登って欲しいところです。今回は7番手でしたが一つ前のグリッドには同じく予選の速さがウリのトゥルーリがいます。シーズンを戦う上でTOYOTAよりも前にいないことには表彰台は遠いですね。
それよりも意外だったのは同じくQ2で12番手に沈んだアロンソとRenaultでしょう。赤旗中段で思うようにアタックできなかったとはいえ一発のアタックで10番手に入れなかったことは今年のRenaultの厳しさをあらわしているといえますね。チームメイトのピケジュニアは21番手と今年テスト出来なかったSUPER AGURIの佐藤琢磨にも劣るグリッドとなっています。いかに元ワールドチャンピオンのアロンソが古巣に戻ったとはいえやはり今シーズンのRenaultはトップ争いが出来るほどの速さを取り戻してはいないようです。
そんな中で2008年最初のポールポジションを獲得したのはMcLarenのルイス・ハミルトンでした。ライコネンとアロンソがいないQ3では順当な結果といえます。注目すべきはフロントローについたBMW Sauberのクビサですね。昨年から速さを見せてくれいるチームですが今年はFerrariのマッサを抑えての2番手獲得です。ただアタックでミスが出てしまったところはまだ安定してポイントを稼ぐには力不足というとこでしょう。