今シーズンの開幕戦は22台中完走は7台という波乱のサバイバルレースとなりましたね。その中で完走し7位でフィニッシュしたWilliamsの中嶋一貴がデビュー戦でポイント獲得という見事な走りを見せてくれましたね。
(HONDAのバリチェロがピットアウト時の赤信号無視で失格となり6位に繰り上げ)
チームメイトのロズベルグは3位でフィニッシュ,初めての表彰台に上りました。Williamsとしてはかなりいい形でシーズンのスタートを切ることが出来ました。今回のレースで2台とも完走を果たしたのはWilliamsのほかには優勝したハミルトン擁するMcLarenの2チームだけでした。2台がポイントを獲得したWilliamsはコンストラクターズランキングを2位となっています。
今回の決勝の見所としてはアロンソとコバライネンの終盤での戦いが挙げられるでしょう。もちろん数々のクラッシュとS.C導入もありましたがレースという観点から見るとやはりテールトゥノーズ、サイドバイサイドの戦いが見たいものです。
アロンソに対して引けをとらないライン取りで一度はオーバーテイクしたコバライネンは今シーズンレースを面白くしてくれそうです。BMWSauberも同じくMcLaren,Ferrariに続く勢力としてポイント争いを盛り上げてくれるでしょう。特に今回2位表彰台を獲得したニック・ハイドフェルドはドライバーズチャンピオンシップで躍進を見せてくれるかもしれません。
開幕戦から波乱の2008年シーズン、去年以上に面白いシーズンになりそうです。第2戦マレーシアGPはドライバーにとってもマシンにとっても暑さとの戦いです。