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スーパーアグリの撤退

先日F1世界選手権からスーパーアグリF1チームが撤退したわけですが、この撤退によって現在のF1においてプライベーターチームの参入がいかに難しいかということが示されました。

SAF1の場合はスポンサーの獲得が思うようにいかなかったということが最大の原因としてあげられると思います。日本チームということで日本人F1ファンの間での人気は高かったと思いますが、どれだけの日本企業が彼らのスポンサーとなっていたのでしょうか。

F1通信

グリッドに残る独立チームのひとつを所有するフランク・ウィリアムズは、スーパーアグリは「プライベーター」として資金を集めることがいかに難しいかを証明したと述べた。

「我々も日本人ドライバーをいるが、未だに日本からは1円のスポンサーシップさえ見つけることができない。そして、スポンサーシップ料はチームを設立するよりかなり安い」

佐藤琢磨がいなくなった今唯一の日本人F1ドライバーである中嶋一貴擁するWilliamsも老舗のレース屋ながら日本企業のスポンサーシップ獲得にはいたっていないようです。

日本におけるモータースポーツの認識がすこしでも高ければSAF1はまた違った道を歩んでいたかもしれませんね。

それでも2年間我々に夢を見せてくれt鈴木亜久里さんはじめSAF1のスタッフにはありがとうといいたいです。