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イタリア旅行に行ってきました(帰国日編)

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帰国日は朝ホテルをチェックアウトしたらそのまま空港へ直行です。お昼前くらいの便なので朝8時半頃にはファウミチーノ空港に入りました。

航空会社のチェックインカウンターでチェックインして後は飛行機に乗るだけと思っていましたが、中々カウンターがオープンしません。聞けば搭乗予定の便が機材トラブルによりディレイしているとのこと。今回はローマからアブダビを経由して成田着のルートです。2時間以上ディレイするとアブダビでのトランジットに間に合いません。アブダビで一泊して翌日の便で帰ることになりそうだというはなしでしたが、その後状況は好転せず大幅に遅れます。

航空会社が振替便を手配しますが、システムのエラーか連絡ミスか分かりませんが実際には振替便が手配されておらず空港内を右往左往するはめに。昼食は航空会社が手配してくれましたが、そんなことより早く乗る飛行機を確定して欲しい。多少のディレイはよくあることと落ち着いていた添乗員さんも難しい表情になって行きます。

振替便の交渉を(添乗員さんが)何度も繰り返しましたが、この日は結局手配がとれずに空港併設のホテルに1泊。ホテルも航空会社が手配してくれたので持ち出しはありませんでしたが、チェックインしたのはすでに深夜1時。シャワーを浴びてベッドに横になります。前日にローマをたっぷり歩いて翌朝8時半から延々空港に縛り付けられた身体は疲れており翌朝目が覚めたのは8時20分。

前日言い渡されていたホテルロビーへの集合時間は8時20分。

寝坊しました。

ダッシュでロビーに向うもすでに同じツアーの人の姿はなく。急ぎ空港に向かってなんとか合流出来ました。合流してから10分後にはチェックインして搭乗ゲートに向かっていたのでもう少し遅かったらせっかく手配された振替便に乗り損ねるところでした。

添乗員さんは我々ツアー客がホテルで休んでいる間も空港と往復して振替便の手配に動いてくれていたようです。今回の旅はここまでトラブルらしいトラブルもなく天気にも恵まれていただけに最後の最後で大きなトラブルにあたってしまいました。同じツアーの中には帰国日がズレると大事な用事に間に合わないと穏かじゃない人も。それでも1日中航空会社のカウンターに齧りついて交渉してくれた添乗員さんには頭が下ります。今回ツアーに申し込んでいて本当に良かったと思う瞬間でした。自分だけでは航空会社から振替便やホテルの手配のやりとりは難しかったでしょう。

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振替便は4便ほどに分かれてツアー参加の中には友達同士で来ていても別々の便で帰国された方もいました。私はコペンハーゲン経由の便で予定よりも1日遅れで無事成田に帰国しました。

今回のディレイはEUの”Regulation 261/2004″に該当するため航空会社に問合せたところ”Regulation 261/2004″に基いて払い戻しする旨の回答を得ました。外国送金での払い戻しで現在まだ手続き中で着金してませんが、€600が払い戻される予定です。 ”Regulation 261/2004″の補償については帰国後に調べて初めて知りましたが、ファウミチーノ空港のカウンターでも今回の件はなんらかの補償の対象になるから帰国後に各々航空会社に問合せてくれとは言われていました。

帰りの飛行機でのトラブルはあれど、無事帰国出来ましたし、全体を通しては非常に満足度の高いイタリア旅行となりました。また機会があれば今度はヴェネツィアだけに絞ったヴェネツィア旅行にしてみたいものです。