Jiminy Nseries

想像力に、翼を。から始まる地味なMobile Life Blog

『Come Back Nokia to Japan』に行って来ました

一昨日、11月28日に行われた『Come Back Nokia to Japan』行って来ました。当日はスタッフ含めて50人近くが参加。

会場のタッチアンドトライコーナーには販促用の大きなN8が。

20101128 CBNJ N8

山根さんの講演ではNokiaの現状と未来のはなしがあり、昨年と今年の販売台数を数字で見ていくと決っしてAndroid 勢やiPhoneに負けているわけではないことが現れていた。それよりも注目なのはメーカ別のシェアを見たときにNokiaSamsungではなく「その他」の割合が大きく伸びていること。より多くのメーカの動きを見ていかないと市場の流れがつかめなくなってきていると。

Nokia自体の販売台数は今でも決して少なくないがやはりハイエンド端末、スマートフォンで見るとAndroid勢やiPhoneに押されている。ライバル端末と比べて見劣りしないハイエンド端末を用意していかないと徐々にブランドイメージが低下してシェアを減らしてしまうことにつながる。Symbian^3の端末ラインナップが整備されて復活してくれることを願う。今はまだその足場固めの時期。ただのんびりと足場を固めている時間がそうないというのが現状。未来の話としてはSymbian^4とMeeGoの端末が出てくるが鍵となるのはクロスプラットフォームのUI開発フレームワークのQtだということ。LTEの普及と共にCome Back Nokia to Japan!!

N8にしてもやはりNokiaは電話屋さんということであくまで携帯電話として使えるものを作っていくということ。1日でバッテリ切れになるようなことはない。こうしたところがNokiaユーザのNokia端末が好きなところかなと。

2002年に発売された7650の話から2005年当時の話などは私にとってはとても興味深い話だった。当時はNokiaを意識していなかったしスマートフォンにそれほど興味も持っていなかった。そのころがどんな感じだったのかが聞けるのは参考になる。

Nokiaの鈴木さんはQtについての講演。QtについてはWireless Japan 2010でも聞いてきたのですが、今回は実際にQtを用いたデモが見られたので分りやすかった。ただ、どうしても開発者寄りの話になってしまうので一ユーザの私にはちょっと難しいところもあったかな。

休憩をはさんではM-FEP開発者のま〜さんによる開発状況と今後の展望について。

右書き言語への対応やキーマップファイルをユーザ自身が作成できるようにするなど日本語入力にとどまらないものを開発しようという姿勢にはただただ感心させられました。質疑応答ではなんとなく私に振られるかなとは思ってたけれど、やっぱり振られました。

あとはN8をdisってた。

その後行われたスマートフォン座談会ではマイク回して話すとどうしても話しが固くなってしまうのか、思っていたよりも真面目に話が展開していった。もう少しくだけた感じの座談会になるのかと思っていたので。

最後は恒例のジャンケン大会。山根さん提供のNokiaグッズ、アスキーさん提供のグッズなど盛り沢山でした。

2次会も40人近くの方が参加されて盛況のうちに終了しました。

イベントの様子はアスキーさんのUstreamのほうにアーカイブがあるのでそちらで見ることができます。

http://www.ustream.tv/channel/weekly.ascii.jp

会場を貸してくださったアスキー様、イベントのために尽力したスタッフの皆様、楽しいイベントをありがとうございました!