スーパー耐久 第5戦 富士SUPER TECに行って来ました。
スーパー耐久は始めて観戦しましたが、シリーズが大切に育てられて来たんだなということがそこここから感じられるいいレースでした。今回は昨年より1時間長い10時間耐久レース。観戦するレースとしては最長です。来年は24時間レースの計画もあるようなので楽しみです。
スーパー耐久は最上位のST-XクラスからST-5クラスまでクラス分けられています。最上位クラスはGT300でも走っているGT3マシンが競う一方で、一番下のST-5クラスはFITや
Vitz、ND
ロードスターが争うクラスとその差が大きくレース中の追い越しはどのコーナーでも見ることが出来ました。参戦車両が59台と多かったので、観戦していると途切れることなくマシンが目の前を駆け抜けて行きます。
NISSAN GT-R GT3とND
ロードスターが並んで走っているとND
ロードスターの小ささが際立っていました。またND
ロードスターは各コーナーのブレーキング時にハザードが点滅しており、市販車に近いマシンでレースしていることが分かる一幕です。
レースで印象に残ったシーンをいくつかメモ。
スタート当初は真っ赤なカラーリングだったのが青赤の2色になったST-5 #50 LOVE DRIVE RACING
ロードスター
ST-5 #50 LOVE DRIVE RACING
ロードスターは序盤に
接触でフロントを破損してしまいましたが2時間に及ぶピット作業の末、戦線に復帰。クラス最下位ながらも10時間を完走しました。修理を終えて出て来たときには交換したフロントパーツはマシンのカラーリングとは色違いだったため、いかにも耐久レース然とした格好が印象に残りました。
3輪走行でチェッカーを受け運ばれて来たST-4 #93 SKR ENGINEERING ings
S2000
ST-4 #93 SKR ENGINEERING ings
S2000は終始クラストップを快走していましたが残り7分といったところで右フロントタイヤを失い3輪走行でピットに戻って来ました。チームはすぐにコースに復帰させチェッカーを受けましたが、応急処置だったために再び右フロントタイヤを失っていました。それでもクラス4位でチェッカーを受けてポイントを獲得しました。10時間の内大半をリードしていたにもかかわらず、ゴール間近で起った悲劇ですがこちらも耐久レースを象徴するような出来事だったので印象深かったです。
良く見るとND
ロードスターの2台はハザードが点灯している。
またST-5クラスで2位フィニッシュだった#88 村上モータース
MAZDAロードスターNDは最
終戦を待たずしてシリーズクラスチャンピオンを決めました。自分も乗っているクルマが優勝するとこっちまで嬉しくなるものですね。
勝ったチームもみんなみんな10時間お疲れさまでした!来年24時間レース開催の運びとなったときにはまた観戦したいと思います。
おまけ
この先は立ち入り禁止のようです。
良く見ると隙間からこちらを見ている恐竜の顔が……。