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F1 ベルギーGPはターニングポイントか

久々のF1エントリです。

2008年F1も残すところ今回のベルギーGPを含めて6戦です。ポイントリーダーのハミルトンとライコネンの差は13pts。まだ昨年の逆転劇を考えれば可能性が残されているポイント差です。また今年はチームメイトのマッサが好調でランキング2位につけていますからライコネンがマッサのサポート役に回るのではないかとうわさされてもいます。

そういう意味ではこのベルギーGPの結果によってFerrariのナンバー1ドライバーが決まることとなるかもしれません。ライコネンにとってはなんとしても優勝が欲しいグランプリといえます。

そのベルギーGP、ライコネンは予選4番手でしたが2周目にはハミルトンをかわしラップリーダーとなり2回のピットストップも無事に終え優勝は確実かに見えました。が、ラスト数周というところで雨が降りはじめドライタイヤでフィニッシュまで走行を強いられることとなりました。

雨の中の走行はコースにとどまることも難しく両者コースオフしながらの走行でしたが最終的にはライコネンがクラッシュを喫しリタイア。ハミルトンがトップでチェッカーを受けました。

しかし、ラスト42周目にバスストップシケインをショートカットしたハミルトンが一旦はライコネンに前を譲りましたが間髪いれず抜き返したことが審議の対象となり、ハミルトンは25秒加算され結果2位のマッサが繰り上げ優勝となりました。

これによってポイントランキングはハミルトン76pts,マッサ74ptsの2pts差となりライコネンは4位に転落となりました。こうなるとライコネンの今シーズンのチャンピオン争いは非常に厳しいものとなりマッサのサポート役に回ることもやむを得ないかも知れません。

次回はFerrariのお膝元モンツァです。Ferrariは必勝体制で臨んでくるでしょうがその際のチームの対応が気になるところです。ライコネンがマッサよりも前を走った場合にピットストップでの入れ替えが行なわれるか注目です。

個人的にはライコネンにはチャンピオンを守って欲しいと思っていますが流石に今年は難しいように感じています。とくにチームメイトがチャンピオン争いに絡んでいるので去年のようなサポートは受けられないのですから。

それからベルギーGPではトロ・ロッソの2台が入賞し目覚しい活躍を見せましたね。ブルデーは土曜日の予選Q1でトップタイムをマークしましたし。下位チームが元気なのを見るとまだまだF1も面白くなるんじゃないかと期待が持てます。