v1.1.9.28 のアップデートでSailfish OS 2.0のUIが提供されました。ロックスクリーンの解除をはじめとして画面遷移の構成が大きく変更されています。
まずはロックスクリーンの解除はこれまで縦のSwipe動作でしたが、これが横Swipeになっています。左右どちらかにSwipeすることでロックスクリーンの解除、PINコードを設定している場合はコードの入力画面になります。
ロックを解除するとタスク一覧の画面になります。これまでは9つまでしか一覧に現れませんでしたが、今回のアップデートから9つ以上アプリを起動しても表示されるようになりました。9つ以上起動してる場合は画面をスクロールしていきます。
なお。タイル状に並べられているアプリを左右にSwipeすることでメールの新規作成や、ブラウザで新しいタブを開くなどのアクションは削除され、それぞれのアプリのタイルに表示された「+」等のアイコンのタップする形に変更されました。
個人的にはタイルをSwipeしてアプリの操作が出来るのが気に入っていたので残念です。
起動したアプリは起動した順にタスク一覧に並べられますが、任意のタイルをホールドすると[x]のマークがでます。これまではここからアプリを閉じることしか出来ませんでした。今回のアップデートで並べ替えが出来るようになりました。良く使うアプリやサムネイルを確認したいアプリを上のほうに持ってこれるので便利です。
タスク一覧の画面を横Swipeすると通知画面、イベントビューに切り替わります。この切り替えは
Nokia N9と同じようにサイクル状に切り替わります。イベントビューには各種アプリの通知が表示されます。また天気アイコンの部分をタップすることで5日分の予報の表示が可能です。通知画面を大きく取りたり場合はもう一度タップすることで当日の予報のみに戻せます。
Settings→System→Gesturesで画面外左側のSwipe操作でイベントビューを表示するように変更することも出来ます。有効にすると個別のアプリ画面からでも左外側からSwipeすればタスク一覧に戻らず直接イベントビューに移れます。上の
スクリーンショット は画面外左からSwipeしてるのでうっすらとイベントビューが見えている状態です。
またAmbienceやPresenceの設定もSettingsへ移動しています。
アプリの一覧は画面外側下からのSwipeで引き出せます。こちらはタスク一覧からも通知画面、個別のアプリを起動中でも下からのSwipeでいつでもアプリ一覧を引き出せます。
画面外側上からのSwipeではこれまでスクリーンのスリープでしたが、Ambienceの一覧が降りてくるようになりました。一番上の南京錠のアイコンをタップすると画面がスリープします。画面スリープするのにワンアクション増えた格好です。タスク一覧とイベントビューが横Swipeでの切り替えになったためこれまで横Swipeで行っていたAmbienceの切り替えが上からのSwipeに追い遣られてます。ちなみにWorkのAmbienceの壁紙は何故か日本のビル群の写真です。これまではホームスクリーンからタスク一覧へが縦に構成されていたのでAmbienceの壁紙も抱き枕カバーのような縦長の画像がピッタリでしたが、縦長の構成ではなくなったので画面分の画像の大きさで足りるようになりました。
この他Jolla
Tablet でのみサポートされる
ジェスチャー や機能もあるようなので
タブレット が待ち遠しいです。
Jolla公式の
Youtube チャンネルには
チュートリアル の動画はまだ上がっていませんが、Jolla Community Italiaのレビュー動画がありました。
VIDEO
Sailfish OS 2.0 now available for early access users! | Jolla Blog