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Mobile WiMAXのMVNOとWiMAX対応製品が続々発表

UQ WiMAXの正式サービス発表を受けてMVNOのサービスも発表された。MVNOとしてサービスを提供するのはニフティビッグローブビックカメラ、ワイコム、ヤマダ電機など。それぞれ料金に違いはあるがサービスエリアはUQ WiMAXと同じ。

UQコミュニケーションズはオープンなネットワーク利用環境の実現に向けて積極的にMVNOを受け入れるようだ。今後もMVNO業者が増える見込み。どの業者のサービスを利用するかは利用者が自由に選ぶことが出来る。購入したWiMAX機器から「WiMAX総合ポータル」のページを開き利用したいサービス事業者を選ぶ。携帯電話のように店舗に赴かずとも利用を始めるときに事業者を選ぶことが出来る。

ビッグローブは自社の「BIGLOBE接続サービス」を利用しているとUQコミュニケーションズの提供する月額4480円よりも安い月額4263円でサービスを利用できる。BIGLOBE接続サービスを利用している人はBIGLOBEの提供するWiMAXサービスを利用するといいだろう。自社の他のサービスを利用しているユーザにはUQの提供する料金よりも低料金でサービスを提供するMVNOが増えていくことだろう。

また、WiMAXUQブランド以外にメーカが自身のブランドで製品を販売する。UQブランドで販売される機器よりもメーカブランドの製品、リーテルデバイスが主流となるだろう。6月8日にはWiMAXモジュールを内蔵したノートPCやWiMAX対応機器が各社から発表された。

WiMAXモジュールを内蔵したPCを発表したのは東芝パナソニック。「dynabook SS RX2/WAJ」と「Let'snote F8」だ。NECとI-O DATEはWiMAXデータ通信端末を発表している。

Mobile WiMAXは携帯電話のように通信会社が販売する端末のみでなく、メーカが自由に製品を販売できる。今後はWiMAXモジュールを内蔵したPCやWiMAX対応端末のほかにもおもしろい製品がでてくるかもしれない。それこそSONY無線LAN対応デジカメのようにWiMAXを内蔵したデジカメがでてくるかも。デジカメだとあんまり必要性がないかも知れなけど、WiMAXを内蔵したHDハンディカムで撮影した映像をその場でアップロードすることができたらすごいおもしろいと思う。もしくはUstreamなどのサービスを使って中継できたら面白いと思う。